点検

点検資料

簡易点検とは

簡易点検

対象~すべての業務用冷凍空調機(第一種特定製品)

点検者

具体的な制限なし(管理者自らでも業者でも可)

点検頻度

3カ月に1回(最低)

記録事項

点検年月日と実施の有無

点検内容
  1. 製品からの異常音は?
  2. 異常な振動は?
  3. 外観の損傷は?
  4. 外観の腐食・錆は?
  5. 外観の油のにじみは?
  6. 冷温風の吹き出し風量異常は?
  7. 冷温風の温度異常は?
  8. 熱交換器の霜付き等の異常は?

簡易点検は、あくまでも分解や、脚立等を使用しての具体的な検証ではなく、一般者でも可能な範囲の外観、聴覚、触覚での異常確認をいいます。ですから可能であれば、毎日点検をすると、通常状態に対しての異常がわかりやすく、内容もガス漏れに関係する限定的な内容となっています。

点検項目
簡易点検のポイント(環境省・経産省資料より)

定期点検とは

定期点検

対象~大型業務用冷凍空調機(第一種特定製品のうち、圧縮機定格出力7.5kw以上)

点検者

空調機器とフロン類の充填に関し、十分な知見を有する者もしくは、冷媒フロン類取扱技術者の認定を受け、第一種フロン類充填回収業者登録をしている者。

点検頻度

冷凍冷蔵機器:圧縮機定格出力7.5kw以上=1年に1回

空調機器

圧縮機定格出力50kw以上=1年に1回
圧縮機定格出力7.5k以上50kw未満=3年に1回

記録事項

点検年月日と実施者の氏名、点検内容およびその結果

点検内容

冷媒漏えい点検(日本冷凍空調設備工業会策定ガイドライン)

  1. 直接法:発泡法、検知機検査法、蛍光剤法 等によりガス漏れを検知します。
  2. 間接法:低圧・高圧圧力、吸入・吐出ガス温度、圧縮機の電圧・電流値、過熱度、過冷却度、圧縮機の過熱、吸入・吹出空気温度差、冷水入口・出口温度差、機器内の配管の振動、液冷媒の流れ状態(サイトグラス)、抽気回数・冷媒液面(低圧冷媒使用のターボ冷凍機)などの測定点検で日常値とのずれを検査し、ガス漏れを判定します。
点検風景
点検風景

お問い合わせ

お問い合わせは下記の番号またはお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
受付時間:9:00〜18:00